アレルギー性結膜炎とは? 花粉症と聞けばわかりますか? 目薬選びは専門医のアドバイスを受けてから。

アレルギー性結膜炎というよりも花粉症という呼び名の方が理解しやすいでしょうか。花粉症はアレルギー性結膜炎を含む種々のアレルギー症状の総体を指します。花粉症自体が症候群(いろいろな症状の組み合わせ)なので、治療に使われる目薬の選定などは専門知識も必要です。結膜とは白目の事。普段、私達が瞳と呼ぶのは角膜(黒目)の事ですが、アレルギー性結膜炎はなんらかの理由で、この白目の部分が充血を起こしたり目やにが多く出たりという症状をひきおこすものです。花粉症のアレルギー性結膜炎で直接に視力低下が加速する事はありませんが、結膜充血、かゆみ、目やになどの症状が仕事や勉強などでイライラ感をつのらせるのは花粉症体験者ならよくおわかりでしょう。大半は目薬での治療が主体となります。花粉症によるアレルギー性結膜炎の他に、同様の症状を持つものに細菌類やウィルス性結膜炎があります。一般的にはアレルギー性結膜炎と診断するとアレルギーを引起しているスギ花粉などのアレルゲンを特定し、抗生物質や抗アレルギー薬などの目薬を治療に使います。

アレルギー性結膜炎? アレルゲンの特定は容易ではない。只の花粉症となめてかかると治療が無駄に長期化する事も。

アレルギー性結膜炎の大半はいわゆる花粉症を伴いますが、杉もブタクサも無い地域に住んでいるのに花粉症・アレルギー性結膜炎と診断され目薬が薦められるる事があります。こうした場合の第一のグループは排気ガスによる症状。特にディーゼル排気に含まれる炭素微粒子がアレルギー性結膜炎の症状を悪化させる事が分かっています。環境庁発表の資料でも、ディーゼル排気微粒子がアレルゲンと共に体内に入るとアレルギー抗体が増殖する症状を裏付けています。また、同じ資料ではアレルギー性結膜炎の症状に悩む人の3割以上が都市部生活者で、反対に過疎地は9%にしかなりません。都市生活・大気汚染の進行はアレルギー性結膜炎の症状を作り出すもと受け止めてもよさそうです。一般的にアレルギー症状全てに言える事ですが、アレルギー性結膜炎も流行りのハウスダストや密閉性の高い住宅の開発によるカビやチリダニの増殖にも影響を受けています。いわゆる化学物質過敏症ですが、この一症状としてアレルギー性結膜炎があり目薬などの治療法が研究されています。

アレルギー性結膜炎の本命、スギ花粉による花粉症。市販目薬での治療も有効だけれど、専門医の治療・問診がお奨め。

アレルギー性結膜炎、上のようなディーゼルや建材アレルギーによるアレルギー性結膜炎症状の増加とともに、スギ花粉によるアレルギー性結膜炎も増加の一途を辿っています。杉の植林が盛んになったのが1960年代、それらの杉が約半世紀を経て、スギ花粉を大量に撒き散らす存在として育ってきているからです。アレルギー性結膜炎症状の最大の原因は今後もスギ花粉による花粉症である図式は大きく変らない予想です。アレルギー性結膜炎は2000年段階で約2,000万人。2050年には3,000万人を大きく超えると予想されています。スギ花粉症だけでも多数のアレルギー性結膜炎をもたらすなか、ブタクサやカモガヤなどの他の通年草によるものがあり、さらに大気汚染などのアレルギー性結膜炎が加わるので数としては相当な数に上る事になります。人間の集中力・生産性の低下をもたらす厄介なアレルギー性結膜炎、「おかしいな?」と症状を感じたら早めに専門医の治療を受け、目薬などの対策を始めましょう。早期にアレルギー性結膜炎の対処ができれば、それだけ進行を食い止める事もできます。

プライバシーポリシー
Copyright © 2007 アレルギー性結膜炎は春先のスギ花粉が要注意。アレルゲンの特定が結膜アレルギー対策の第一歩です。抗アレルギー目薬での治療が主体です。